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面白いミステリー小説として、話題となっていた方舟を遂に読みました!
(バカな私はずっと読み方を間違えてました🤣読み方は「はこぶね」です)
「この衝撃は一生もの」有栖川有栖さんのキャッチコピーで購入を決めました👍
ワードセンスが良い😍
- 小説はあんまり得意じゃない人
- コナン的推理が好きな人
- 一生物の衝撃を味わいたい人
あらすじ
大学のサークル仲間7人で、昔やばいことに使われていたと思われる地下建造物をみに森に入る。
やっとのことでたどりついたが、もう引き返せる時間ではないため、この建物で1泊することに。
建物は地下3階まで続いており、小部屋、倉庫、食堂など時間は立っているがそれなりに使えそうな部屋やモノが揃っていた。
ただ、地下のため電波は届かず、外部との連絡は難しい。
そこで、3人は地上に出て源波がつながるか試しに出た。
この建物には出入口が2つ。
1つは7人が入ってきた地下1階とつながっている入口。
もう1つは地下3階とつながる非常口が入口とは反対側にある。
地下3階は水没しているため、非常口は使えず、3人は入ってきた時と同じように入口から外に出た。
また、敵の侵入に備えてだろうか、入口と非常口には監視カメラが付いており、外の様子が覗えた。
監視カメラは今も使えるようで、3人が入口から外に出ていく様子が、地下からも確認できた。
しばらくしてカメラ越しに人影がみえてきた。
3人が帰ってきたと思っていたが、人影は6人の影を映していた。
キノコ狩りをしていて、道に迷ったという3人家族を連れて帰ってきたのだ。
こうして、10人で地下建造物で一夜を過ごすことになった。
大量の小部屋に、備蓄食もあるため、一夜くらい問題ないだろう。
しかし、翌朝状況が一変する。
大きな音ととも地震が起こる。
そして、監視カメラで外の様子をうかがうと、山崩れが発生しており、非常口が土砂ですっぽり覆われていた。
入口の方はというと、入口付近にあった大きな岩が、扉をふさいでしまっていた。
10人は地下施設に閉じ込められてしまう。
残された脱出方法は入口の大きな岩をどかすのみ。
この岩には仕掛けがされており、地下2階の岩とつながっていて、こちらの岩を巻き上げることで、地下1階の岩をどかせるらしい。
ただし、岩を巻き上げると、地下2階は封鎖されてしまうため、巻き上げ担当は地下に閉じ込められてしまう。
状況からして、下山し助けを呼ぶにも時間がかかる。
さらには地下3階の水が次第にかさを増しているため、巻き上げ担当は助かる見込みはない。
つまり、9人を助けるためには1人を犠牲にしなければならない。
そんな状況下で、仲間が1人殺された…
殺人犯への恐怖、生贄の選抜、迫りくる死へのタイムリミット
生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
(出版社より)
感想
推理にフルフォーカス
人間模様が極端に少なく、心理戦や感情の動きが抑えられており、推理に集中できます。
まるで、名探偵コナン🕵🏻
小説初心者でも楽しめる
改行位置が空いているため、ビジュアル的に小説無理な人も大丈夫
推理に集中できて分かりやすい話なのではないでしょうか?
ただし、地下施設の構造は文字だけだと想像するのがなかなか難しい…
そんな方には漫画もオススメです
まんまと作者の術中にはまる
終始予想とは逆の方向に話が進み、完全に作者に完全に手玉に取られていました。
- 犯人だと思った人が、ことごとく死んでいく
- 不要だと思った要素が、物語のKeyになっている
(私の場合、あの恋愛展開は不要なのではと思っていました🤣)
そして、あの結末です。
あんな終わり方をするなんて予想ができた人はいるのでしょうか?
もっと話の厚みが欲しかった
1点残念だったのは、物語に厚みが無いように感じてしまったことです。
- 推理に集中を向けるため、人間模様が淡白に書かれている
- ファンタジーではないが非現実な設定
その為、どの人物にも感情移入できず、あくまでも読者は読者と、傍観者の気持ちでした。
正直に言うと、オチは予想外で面白かったですが、結末までの展開については、正直物足りない感がありました🥹
この曖昧さが物語の重要なのがポイントの一つでもあります。
ただし、激しいドキドキ感やしてやられた感を求めている私は、長い事間モヤモヤが続きました…
まとめ
数々のミステリーを読んだ人には物足りないかもしれませんが、読書に慣れていない人にはとっておきの1冊だと思います。
どんでん返しの楽しさを味わって見てください👍
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