【これから勉強を始める人へ】Webデザインの学習にオススメ資格5選

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Webデザイナーになるために、取得しておくべき資格ってなんだろう?

Webデザイナーは実績やスキルが問われる職業なので、必ずしも資格が必要という事ではないです。

しかし、資格のための勉強や、資格を持っている事は、スキルアップや、自分のスキルの証明になります。

就職・転職の際に、自分のスキルを上手く説明できない方にでも、資格を持っていれば、ある程度自分の能力をアピールすることが出来ます。

また、私のようなWebデザインに興味があって勉強したいが、何を学んだら良いか分からない人は、資格の勉強をするのもスキルアップや知識習得の一つの方法です。

今回は、Webデザインについての知識や技術が身につく資格5選を紹介しますので、興味があるものに一緒に挑戦しましょう!

Webデザイン初心者の私も、試験を受けてみようと思っています!

オススメ①:ウェブデザイン技能士

ウェブデザイン技能士とは、Webデザイナーに関連する資格のなかでも唯一の国家資格です。

ウェブサイトとウェブに関連する分野の、幅広い知識や技能を持った人材を確保することを目的につくられました。

試験は筆記試験と実技試験からなり、デザインスキルも問われるため、知識だけでなくセンスも重要です。

等級には1級・2級・3級があり、各級とも学科と実技があります。

受験資格

1級 学科試験 ・一定の実務経験を有する者(※1)
・2級の技能検定に合格し、2年以上の実務経験を有する者
実技試験 ・1級の技能検定において、学科試験に合格した者
・一定の実務経験を有する者※
2級 ・2年以上の実務経験を有する者
・各種学校卒業又は職業訓練修了(※2)した者
・3級の技能検定に合格した者
3級 ・ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者

※1 職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了後、5年以上の実務経験を有する者

大学卒業後、3年以上の実務経験を有する者

高度職業訓練修了後、1年以上の実務経験を有する者

※2職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、大学、各種学校の卒業又は、普通職業訓練、高度職業訓練を修了した者

受検手数料

等級 科目 費用
1級 学科 8,000
実技
(実技はペーパー実技含む)
25,000
2級 学科 7,000
実技 16,000
(※7,000

円)※
3級 学科 6,000
実技 8,000
(※3,000

円)※

※上記は税抜き価格です。

※令和4年度第1回試験より、試験実施年度の4月1日において25歳未満かつ、受検申請日において在職者の方は、2級又は3級の実技試験の受検手数料が減免となります。

(雇用保険被保険者が対象です。個人事業主、社長、役員、監査役、学生は対象外)

※学科・実技共に免除(両側免除)、または1級実技免除にて申請をされる場合、手数料は2,000円となります。

出題形式

学科 筆記試験
(マーク方式)
1級 90分
2級 60分
3級 45分
実技 課題選択方式 1級 180分
2級 120分
3級 60分

合格基準/難易度

合格基準 学科 70点以上
(100点満点)
実技 70点以上
(100点満点)
合格率 1級 10-20%
2級 30-40%
3級 60-70%

3級は受験するために必要な条件がなく、Webデザイン初心者でも勉強をすれば合格する可能性は高いです。

一方で、2級・1級は一定の実務経験、または一つ前の級(2級受験の場合は3級)を取得していないければならないように、受験資格も限定されています。

やはり、国家資格というだけあって、1級試験の難易度は高くなります。

参照:ウェブデザイン技能検定

オススメ②:Webクリエイター能力認定試験

Webサイトを作成するために必要なデザインやコーディングのスキルを認定する資格です。

HTMLのタグや、HTMLのプロパティの知識が問われ、実務を想定した試験内容になっているため、Webクリエイターに必要なスキルがあることの証明には十分な資格です。

認定基準には「エキスパート」と「スタンダード」の2種類があります。

エキスパート

レイアウト手法や色彩設計等、ユーザビリティやアクセシビリティを考慮したWebデザインを表現することができる。また、スクリプトを用いた動きのあるWebページの表示、マルチデバイス対応、新規サイトを構築することができる。

見やすさ使いやすさを考慮した動きのあるWebページ制作のスキルが問われる内容となっています。

スタンダード

セマンテックWebを理解し、HTML5をマークアップすることができる。また、CSSを用いてHTMLの構造を維持しつつ、Webページのデザインやレイアウトを表現することができる。

スタンダードは、最低限の知識を持っていることが求められ、エキスパートになるとさらに難易度が高い専門知識が求められます。

HTMLのマークアップとCSSによるデザイン・レイアウトの表現力が問われます。

受験資格

受検資格については、制限がありません。

どなたでも受験することが可能です。

受検手数料

スタンダード:¥5,900- (税抜)

エキスパート:¥7,500-(税抜)

出題形式

エキスパート 知識問題 20分
実技問題 テキストエディター使用 110分
Webページ作成ソフト使用 90分
スタンダード 実技問題 テキストエディター使用 70分
Webページ作成ソフト使用 60分

※サーティファイWeb利用・技術認定委員会では、メモ帳(Windows)とテキストエディット(Mac OS)のみを「テキストエディター」として推奨しています。 その他のソフトウェア(HTMLのスペルチェック機能や補完機能があるもの)を使用する場合は、「Webページ作成ソフト」による受験となります。

合格基準/難易度

エキスパート:知識問題と実技問題の合計得点において得点率65%以上。

スタンダード:実技問題の得点において得点率65%以上。

合格率:90.5%(2021年度平均合格率)

合格率はHTML5対応版で約90%と、比較的難易度が低めの試験です。

初心者でコーディングを勉強したい方には好ましい資格ではないでしょうか。

世界標準に対応した初めての試験ともいわれているため、グローバルな活躍を目指す方にもおすすめです。

参照:Webクリエイター能力認定試験

オススメ③:HTML5プロフェッショナル

Webコンテンツ開発エンジニアを対象とした資格で、HTML・CSS・JavaScriptなど、コーディングに必要なマークアップ言語に関する技術力と知識が学べます。

試験は2種類にわかれています。

Level1:Webコンテンツ制作における基礎

Level2:システム連携と最新のマルチメディア技術に対応したコンテンツ開発・設計

既にWebデザイナーとして活動している人でも、コーディングが苦手な人には役に立つ資格ではないでしょうか?

受験資格

受検資格については、制限がありません。

どなたでも受験することが可能です。

受験手数料

¥16,500-(税込)

出題形式

試験方式はコンピュータベーストテスト(CBT)です。

マウスによる選択方式 + キーボード入力問題でトータル90分の試験となっています。

Level1 Level2
Webの基礎知識 JavaScript
WebブラウザにおけるJavaScript API
CSS グラフィックス・アニメーション
マルチメディア
要素 ストレージ
通信
レスポンシブWebデザイン デバイスアクセス
パフォーマンスとオフライン
APIの基礎知識 セキュリティモデル

合格基準/難易度

合格点は公表されていませんが、約7割程度の正答率で合格できるような設定となっています。

実践的な試験内容となっており、現場で使える知識、技術の習得に繋がる資格となっています。

参照元:HTML5プロフェッショナル認定試験

オススメ④:Webデザイナー検定

コンセプトから運用までWeb製作で必要な知識の修得が可能な検定です。

Webデザイナーはもちろん、Webプログラマー・Webプロデューサー・Webディレクターにも役立つ内容となっています。

基礎知識を問うベーシックと、専門知識を問うエキスパートがあり、エキスパートまで取得すれば、Webデザイン業界の技術や作業の全体の流れを把握して実務に役立てることができます。

受験資格

受検資格については、制限がありません。

どなたでも受験することが可能です。

受検手数料

ベージック:¥5,600-(税込)

エキスパート:¥6,700-(税込)

出題形式

ベーシック 60分 マークシート
エキスパート 60分

合格基準/難易度

合格基準

70点以上(100点満点)

難易度

ベーシックは合格率が75%以上とやさしめで、Webデザイナーの仕事が未経験でも取得しやすく、エキスパートは難易度が高いです。

参考:CG-ARTS協会|検定

オススメ⑤:アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)

Adobe製品のPhotoshop、illustrator、Premiere Proの基本的な知識とスキルを証明できる国際資格です。

2021年6月、「アドビ認定アソシエイト」から現在の「アドビ認定プロフェッショナル」という名称に変更しました。

試験科目はアプリケーションごとに独立しており、資格は科目ごとに認定されます。

受験資格

制限はありません。(未成年の場合は保護者の同意が必要)

受験手数料

一般価格:10,780円(税込)
学割価格:8,580円(税込)

出題形式

項目 内容
問題数 約30問
出題形式 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式
クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式、操作問題
試験時間 50分
前半:選択問題セクション、後半:操作問題セクション

合格基準/難易度

合格率は非公開となっています。

ある程度PhotoshopやIllustratorを触ったことはある方であれば、十分合格できるレベルとなっていますが、まったくの初心者にとっては難易度が高めかもしれませんので、テスト対策が必要です。

アドビ認定エキスパート(ACE)という資格もありますが、現在は日本語での試験は行われておらず、英語版のみで試験が行われています(Web上で受験可能)

参考:アドビ認定プロフェッショナル

まとめ

基礎知識から、現場で使える実践的な技術まで勉強できる資格ばかりなので、気になる物があれば是非挑戦してみてください。

ただし、資格が無ければWebデザイナーになれないわけではありません。

資格取得の目的は、ご自身で設定し、目標達成に向けで頑張っていきましょう!

公式HPには、参考資料やサンプル問題など、役立つ情報がありますので、一度確認してみてください~

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