『爆弾』呉勝浩 作|あらすじ・感想|

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  • このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)国内編
  • ミステリが読みたい! 2023年版』(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)国内

二冠を果たした令和のミステリー作品がついに文庫本として発売されました!

小説が苦手な方でも読み易い、かつ夢中になれる作品です

THEミステリーといった迫力ある話になっており、これは是非映像化してほしい🤩

こんな人におすすめ
  • 王道ミステリーが好き
  • 心理戦が好き
  • 手が止まらなくなるような小説が読みたい
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あらすじ

酔って自販機を蹴り、酒屋の店員を殴って捕まったスズキタゴサクと名乗る正体不明の男

取り調べを受けているにも関わらず、ヘラヘラとしており、寛いでいる様にも感じられる

見た目は二重顎に無精髭、見るからに金無しである

「わたし、刑事さんの役に立つんで、それでなんとか被害者の方を説得してもらうというのは」
「昔から、霊感だけはちょっと自信がありまして。・・・十時に秋葉原で爆発がおきます。

十時になるとタゴサクの予見通り実際に秋葉原で爆発が起きた

ここから三度、次は一時間後に爆発します

タイムリミットが迫る中で、奇妙な容疑者と警察との駆け引きが始まる

警察は隠された爆弾を見つけ出し、市民を守ることはできるのか?

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感想(まとめ)

この爆破事件をあなたはどう感じるでしょうか?

もし、あなたが市民だったら・・・
-被害者を思って心を痛める?
-すごい!と事件を消費する?

もし、あなたが取調室にいる刑事だったら・・・
-爆発を防げなかったことに不甲斐なさを感じる?
-自分の成果を上げるチャンスが来たと感じる?

自分でも制御できない心の奥底にある本心が、タゴサクの話術によって引きずり出されていきます。

次の爆発まで、あなたの心の形を当てるゲームをしましょう

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