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お家に読もう、読もうと思って山積みにされている本はないでしょうか?
紙の本の場合は、ほこりを被って、手に取ることも億劫だったり…
電子書籍の場合は、ライブラリーの奥底にねむっていて、存在すら忘れられていたり…
一方で、何度も読み返したくなるような大切な本もありますよね。
今回は私流の「自分に合った本」の選び方をご紹介します。
手元に、大切な本を増やして、読まない本を減らすヒントになればと思います。
読書が進まない4つの理由
そもそも、読もうと思っているのに手が進まない理由とは何でしょうか?
私はこんな理由からだと思っています。
本の内容がつまらない
当たり前ですが、つまらない本を読めと言われても、なかなか続きませんよね。
そもそも、小説などの娯楽の本は、読まなければならない義務もないですから、面白くなければ、読むのをやめてしまいます。
そのせいで、「自分は読書が苦手だ」「活字は読めない」と読書にネガティブになってしまうのは、すごく勿体ないです。
よくあるのは、「めちゃくちゃ面白いから読んでみて!」と凄い熱量でお勧めされた本を読んでみると言うほど面白くなくて、その本もまた「読まない本」の山に積まれてしまう。
私も失敗したなと思うときは、いつもこのパターンです。
お勧めしてくる人は、自分の好きな本を勧めているわけですから、それは熱量も上がりますし、凄く面白く語ってくれます。
しかし、あなたの好みと、その人の好みが全く一緒という事はなかなか無いことです。
自分の好みに刺さる内容と、他の人の好みがいつも合致するとは限りません。
さらに、本を読む前に「絶対面白いんだ!」と期待をした分、自分の好みではないときの落胆は大きくなってしまいます。
自分が面白いと思えない本だと、読む手が進まないのは当たり前です。
読書が苦手と思っている人は、意外と自分の好みの本に出合えていないだけかもしれません。
あまり悲観的にならずに、自分はこの人と違う好みをしていると思って、あなたの好きな本を好きなように読めばいいと思います。
そうすれば次第に読書が億劫なことではなくなるのではないでしょうか。
文体が自分の好みと違う
私の場合は、古い言い回しや、登場人物の話方がファンタジー要素が強かったりすると、話が面白くても、読むのがつらくなってしまいます。
内容が面白くても、3~4ページ読んで「あ、ダメかも…」と思うことがあります。
文体についても、物語の世界観を表現する1つのツールのため、作家の方もその物語にあった表現をしているはずです。
そのため、その作家の作品全部が苦手と思わず、今回の作品は自分に合っていなかったと思うようにしています。
ただ、自身の好みも年を重ねるごとに代わってきますので、今は読み進めるのがつらくても、将来のあなたの好みに刺さるかもしれません。
その時に、もう一度読み始めてみるといいと思います。
身近に本がない
皆さんは、調べ物をしたいときに、何を使いますか?
本、PC、タブレット、スマホ
おそらく、スマホを使われる方が、多いかと思います。
それは、上の選択肢の中で、一番手元にある便利なものだからです。
万能な本がすぐ手に届く位置にあれば「本」と答えるし、PCが常にONの状態でいつでも触れる人は「PC」と答えるかと思います。
読書が中々進まない人は、おそらく本よりも楽しい何かが、本よりも身近にあるのではないでしょうか?
私も、社会人になって一時期は読書から離れてしまっていました。
特にコロナで在宅勤務がメインとなっている際は、起きて早々仕事をし、夜はゲームやスマホで時間が解けていきます。
しかし、コロナが明け出社が増えると、会社での休み時間が暇で仕方がなくなりました。
私の勤める会社は休憩時間も十分にある分、お昼を食べるだけでは時間が余ってしまいます。
さらに、私のスマホは使用できるギガ数が少なく、かつ会社には自由に使えるwifiがありません。
「さて、困った…」持ち物も少なく、インターネットを使わない娯楽は無いか考えてひらめいたのが「読書」でした。
もともと読書は好きでしたし、電子書籍ならスマホで楽しめます。
さらにインターネットにつながなくても楽しめる!
ということで、会社での休憩時間はほとんど本を読んで過ごしています。
持ち物を増やすことなく、よく(ほとんど常に)携帯しているスマホであれば、読書のハードルが低くなり、読書を始めやすいかと思います。
中々、読書が進まない方はスマホで電子書籍を読むのもいいかもしれません。
「いやいや自分は紙派だ!」という方は、本をカバンの中に入れておく、机の上に出しておく等して、目に見える位置に、手の届く位置に置いておくとよいでしょう。
「いざ暇だ…」という時や、「はっ!」と思いついた時にすぐに読み始めることができます。
ただし、たくさんの本を山積みにしていると、やはり読まない本になってしまいますので、1冊ずつ出しておくことをお勧めします。
(カバンに何冊も入れておくのも重たくて辛いですしね…)
読まないといけない本だから
学生に限らず、社会人でも勉強のために読まなくてはならない本ってありますよね。
興味がある内容ならまだしも、興味は無いが試験に出るから、勉強のために必要だから。
先ほど述べた「本の内容がつまらないから」に繋がりますが、こういった本は読み切るのは中々辛いです。
ですが、「読まなければいけない本の読書が進まない事」と「読書が苦手」を繫げてしまうのはもったいないです。
興味のない映画を見て、映画って苦手
興味のないドラマを見て、ドラマは嫌い
と言っているようなものです。
世の中には沢山の素敵な本があります。
小説に限らず、ビジネス本でも、学術的な書物でもです。
今のあなたにピッタリな本を読んで、一生の思い出になる、心躍る体験をしてみましょう。
自分にあった本の見つけ方
前置きが長くなりましたが、「自分に合った本の見つけ方」Howの部分の説明をしていきます。
ただし、これから紹介する方法はあくまでも私のやり方です。
あなたにあった本を見つけるには、あなたにあった探し方が必要です。
そのため、参考として話を聞いていただけると幸いです。
自分にあった本の見つけ方 4 Steps
本を購入するまでに以下4 Stepを踏みます。
それでは、1つずつ解説していきます。
Step 1 情報収集
まずは、情報収集です。
情報収集といっても積極的に、義務的に情報を取りに行くというよりも、日々の生活で発見をしていくような感覚です。
具体的には、以下のような情報をヒントに気になる本を増やしていきます。
① TV、SNSの口コミやおすすめ情報
②表紙のデザインが素敵な本
③好きな作家の作品
①口コミやおすすめ情報
やはり流行の作品や、みんなのオススメの作品は話題になるだけあって面白いものが多いです。
いつもとは違ったジャンルの本を読みたい時や、違う作家の作品も読みたいと思ったときにはTV、SNSで話題になっている作品を見てみるのもいいかもしれません。
*ただし、話題だから絶対面白いとは限りません。step1では「こんな本があるのね~」と把握しておく程度がオススメです。
◎新たな作品と出会うなら…
TV: 王様のブランチ
話題作の紹介をしてくれます
SNS:インスタグラム, Tick Tock
簡潔に本の紹介をしてくれるチャンネルがたくさんあります。
*おすすめ*:Bさん(book__mb),KOZUEさん(kfromtokyo)
◎気になる作品があれば…
口コミ:楽天市場、Amazon、ブクログ、書評blog
個別に作品の口コミをチェック。
書評blog、ブクログでは好みが似た人のオススメ本を知ることもできます。
ブクログ かなりおすすめです。
②表紙のデザインが素敵な本
「中々ピンと来る本がない」「口コミを見てもどれもしっくりこない」という人にご紹介したいのが、パケ買いです。
私はデザインにも興味があるので、リサーチに疲れた時や、新たなジャンル、作者の本を読みたい時には、本のデザインが可愛いからという理由で、気になる本をピックアップしたりもします。
本当に表紙のデザインだけで購入してしまうと、本の内容が合わず、読み切れないことに繋がってしまいますが、興味を持ってみる段階では表紙のデザインを見て選ぶのも一つの手だと思います。
そこから、次のstep2以降に移れば、大外れすることはないはずです。
③好きな作家の作品をチェック
ある程度、本を読んできた人なら好きな作家がいるはずです。
その人のまだ読んでいない作品を読みたいリストに入れておくのは定番ですね。
ただし、大きく外れることはないですが、絶対に面白いとも限らないので注意は必要です。
その時の自分の気持ちや、価値観で好きな作家の作品でも「あれ、いまいちかも…」と思うこともあります。
反対に、苦手意識を持っていた作品や作家さんの本も、「年を重ねると意外と刺さる」「当時とは違った感想を持った」なんてことは多々あります。
その時の自分の心次第で受取かたは千差万別です。
Step 2 裏表紙を確認
次に、本の裏表紙にある「あらすじ」をチェックします。
わざわざ「よし裏表紙を見に行こう!」と書店に行く必要はありません。
たまたま立ち寄ったり、目についたから「そういえば!」と思い出したときや気が向いたときで構いません。
私は書店が大好きで、小説だけでなく、ビジネス本、絵本、文房具が好きで、書店を見つけるととりあえず入ってみたりしています。
そして、Step 1でチェックしていた本の裏表紙を見てみてください。
もっと心惹かれ、今すぐにでも購入し読み始めたくなるか、
はたまた、公式のあらすじを見るとあまりしっくりこないということが分かったりします。
さらにStep 1も実践できますので、書店ではウィンドウショッピングを楽しんでみて下しさい。
Step 3 試し読み
Step 2で気になる本の裏表紙も気に入った!となったら数ページ読んでみましょう。
2~3ページ読んでみて、文章の書き方が自分に合っているか、すんなり話に入っていけるか確認をしてみて下さい。
前にも述べたように、話は面白そうだけど、どうしても読みずらい本というのもあります。
そういう本は、案外と年を重ねたり、読書歴を重ねると読みやすくなるのですが、現時点で読みずらいと感じるのであれば、今はその時ではないのだと思います。
気になる本として心に、リストにとどめておいて、また次の機会に読んでみてください。
魅力的に感じるときに読むと、心への刺さり方がググっとアップするはずです。
また、「試し読み」に関してはウェブより書店で行うことをお勧めします。
ウェブの場合、見れるページに限りがあるため、本によっては1ページのみしか見れないとか、目次しか見れなかったりします。
書店に行くのが億劫な方や、そこまでモチベーションがない人は、試し読みができない可能性があることご留意いただいたうえで、ウェブでの試し読みのみで検討を進めてください。
気になるリスト外の本に出合えたり、書店の雰囲気を楽しめたりと、本選び以外にも書店には楽しみがあるため、私は個人的には本屋に行くことをお勧めします。
Step 4 価格チェック
最後に重要なのが価格チェックです。
お金持ちの方や、本にお金をつぎ込むのは投資だ!と思う方はStep 4 価格チェックを省いて購入に進んでもいいかもしれません。
私は、お金持ちでないし、本はゲームや映画のような娯楽だと考えているので、きちんと価格を見てから購入したい派です。
本は、発売日や販売形状によって価格が変わります。
新書か古本か
当たり前ですが、中古より新品の方が価格は高いです。
大量の本を読む方で、出費が気になる人は古本を購入してもいいかもしれません。
最新作か否か
新作だと価格は高くなります。
一方で昔に出版されたものは価格が下がっていることもあります。(絶対ではないです)
単行本か文庫本か
上記とも関係しますが、新作は単行本で出版され、のちに文庫本になる本も多いです。
単行本と文庫本では、単行本の方が高価です。
電子書籍か紙媒体か、音声か
電子書籍と紙書籍で価格が変わることは少ない気がします。ただし、AmazonのKindle Unlimitedのようなサブスクだと、たくさん書籍を読む人にとっては安価に本が読めて、メリットが大きいかもしれません。
最近気になっているのが、音声で朗読してくれるAudibleです。
夜の寝落ちのお供にしたり、料理を作りながら本の世界に入り込めるので、現実逃避には最適ですw
Audibleで読んだ、おすすめの本もありますので、ぜひ試してみてください。
Finally 購入!
さあ、やっと購入です!
書店でモチベーションの高いまま紙書籍を購入するのもありですし、一旦お家に帰ってネットで電子書籍を購入するのもありです。
紙媒体で買うか、電子書籍を買うか、はたまた音声の書籍を買うか
ここは好みや、選んだ本にもよりますのでお好みで構いません。
私は、基本的にはすべて電子書籍ですが、紙の本にしておけばよかった、音声だったら便利なのに、と思うことも多々あります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
紙 | 読みやすい 目に負担をかけずに読めます | かさばるたくさん買うと収納に困る |
電子 | 手軽 スマホでも読めちゃいます | 図解が見づらい 絵と段落がチグハグになることも |
音声 | ハンズフリー 寝落ちBGMで読書を楽しめます | 集中できない ながら作業で頭に入ってこない |
読書が続かない人には1点ここでオススメしたいのが、「何冊もまとめて買わないこと」です。
読みたい気持ちが高まっているときに、読みたい一冊を読み切ってください。
鉄は熱いうちに打て!です。
本当に素敵な本に出合うと、「もう一度この感覚を味わいたい!」と思い新しい本に手が伸びるでしょう。
初めのうちは、こうやって一冊一冊読み切っていくことをお勧めします。
次第に、読書に抵抗がなくなり、何冊も並行して読んでも1冊1冊を読み切ることができるようになるはずです。
*個人的には、1冊に集中して読みたい派なので、あまり多読はしません。
まとめ
ここまで長い説明にお付き合いいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
これだけ悩んで購入した本です。自分の好みから大きく外れることはないでしょう。
ただし、絶対に好みの本を買えるとも限りません。
繰り返しますが、あなたに合った本に出合うには、あなたに合った選び方が必要です。
本記事は一つの参考としていただけると幸いです。
本当に自分に刺さる本に出合った時の感覚を多くの方に味わっていただきたい思いで、長々と語らせていただきました。
自分に合った本に出合える確率を高め、たくさんの素敵な本に出合えることを願っています。
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