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知識0だけど、デザイン大好きshampooです。
- デザインの基礎を学びたい方
- 初心者だけど、デザインに興味がある方
- 何か新しい事を始めたい方
勉学、仕事、家事、子育て…大変な事がたくさんありますが、
ちょっとだけ一緒に勉強しましょう!
私も仕事終わりで、この記事を作成しております…
一緒に頑張りましょう!
基礎①デザインとは?
デザインとは、見た目を綺麗にすることではありません。
デザインは、利用者の課題を解決する方法を最適な形で表現すること。
シャンプーのボトルにはギザギザが付いていて、リンスのボトルにはギザギザが無い。
このデザインは、ボトルのデザインがシャンプーとリンスを間違えるという課題を解決しています。
このように、使う人にとって不便な事を解消するための表現がデザインなのです。
基礎②デザインの重要性
伝えたいことが伝わりやすくなる
課題解決のためには、相手を知り、課題を知り、表現方法を練ります。
何度も試行し、計画していく中でブラッシュアップされた表現は、伝えたい人に伝わるようになっていきます。
言葉で伝えられない情報を伝えることが出来る
感覚へ訴えることが出来るのがデザインです。
先ほどのシャンプーとリンスでも、言葉で「シャンプー」「リンス」と書くだけではなく、ギザギザをつけることで「触感」という感覚に訴えかけています。
このように、デザインは感覚的に情報をキャッチしてもらうことが出来ます。
基礎③デザインの対象物
紙媒体(名詞、チラシ、パンフレット、店頭POP)
特徴①直接触れることが出来る
質感、色味を調整しやすく、触感に訴えかけるデザインの特性を利用しすることが出来ます。
特徴②サイズが厳格
紙についてはサイズがきっちりと決められているため、その範囲で情報を配置する必要があります。
また、静止画での表現しかできないため、躍動感の表現に工夫が必要です。
デジタル媒体(webサイト、電子公告(デジタルサイネージ))
特徴①アニメーション表現が可能
動きをつけることが出来るため、表現の幅が広がります。
特徴②利用者の利用端末に左右される
見る人のPCやスマホのスペックによって、「重い」「色が見にくい」といった場合もあります。
iphone14proで取った写真をガラケーで見る人と、iphoneで見る人では写真を見た印象が違ってきてしまいますよね。
特徴③サイズが比較的自由
紙媒体のようにサイズは厳格ではなく、縦方向に縛りが無いのが特徴です。
PCやスマホの横幅は決まっていますが、縦はスクロールすれば情報を見ることが出来ます。
このブログもスクロールをすればこの後の文章が読めるように、縦方向の縛りが無いですね。
アプリケーション(スマホアプリ、webアプリ、Word, Excel(デスクトップアプリ))
特徴①webデザインと似たような特徴を持つ
アプリのデザインは、上記webのデザインと似ています。
特徴②情報表示以外に機能を持たせる事が出来る
Webデザインとアプリデザインは似ていますが、他の機能を持たせることが出来る点で異なります。
ネットショップを例に挙げると
webだと・・・商品の情報を表示する
アプリだと・・・商品の情報を表示する+お気に入り登録が出来る+商品の購入・決算が出来る
というように他機能を付けることが出来ます。
シンボル(ロゴ、キャラクター、アイコン)
特徴①伝えたい意味合いが適度に抽象化・美化されている
ご当地キャラクターだと街の特産品や生き物が抽象化、美化されている
特徴②長い期間利用される
会社のロゴマークや市町村のマークなどを見てみると、めったに変わることは無いですよね。
キャラクターについても、くまモンは何年も熊本のご当地キャラクターです。
デザインの進め方
デザイナーがモノを生み出す過程で行う思考方法は「デザイン思考」呼ばれています。
「デザインとは?」で説明した、「利用者の課題を解決する方法を最適な形で表現する」という考えに基づいたステップです。
また、利用者の視点に立って、本質的な課題・ニーズを発見し、課題を解決する思考のため、新規事業を生み出す際など、ビジネスの場でも注目をされています。
実際の流れ
Step1 観察・共感
利用者を観察したり、実際に体験することで、利用者の抱える課題やニーズを理解します。
自分も利用者の立場になって共感することで、さらに課題が見えてくるでしょう。
Step2 定義
利用者の立場から「利用者が本当に求めている事は何か?」課題やニーズを分析し、解決すべき課題定義をします。
そして、何のためにつくるのかを整理していきます。
具体的に言葉としてアウトプットすると、漠然としていた部分が明確になり、手を動かしやすくなります。
・誰のために作るのか?
・どんな課題を解決するのか?
・どんな場面で使われるのか?
Step3 創造
課題解決のために最適なものはどんなものか、想像を膨らませます。
作りたいものの輪郭を頭の中で作り上げていきます。
・見たり触ったりして、どんな印象をもってもらいたいか?
・色は?タイポグラフィは?
Step4 プロトタイプ
次に、膨らませたアイデアを実際に形にしてみます。
実際に作ると、なんか違うな?と思ったり、さらに良いアイデアが浮かんだりします。
試行錯誤の段階のため、やきもきするかと思います。
大切なのは、制作物と程よい距離をとる事。
煮詰まったら一晩置いてみるのもいいでしょう。
Step5 テスト
形になったら、課題解決が出来ているか確認をします。
お客様になる人に見てもらったり、知人から意見を貰ったり、第三者からの客観的なフィードバックを受けます。
そして、改善箇所や、新たに浮かんできたアイデアを織り込み、ブラッシュアップさせます。
この5つのステップを繰り返し、自分の納得がいくものが出来たら、ついに完成・リリースです。
いきなり手を動かして、デザインを作らないのは、デザインが利用者の課題解決のために作られるからですね。
まとめ
- デザインは利用者の課題を解決する表現のこと
- デザインの対象には大きく4つの種類がある
- 紙媒体
- デジタル媒体
- アプリケーション
- シンボル
- デザインの進め方
- 観察・共感
- 定義
- 創造
- プロトタイプ
- テスト
利用者の抱える本当の課題を解決するためにデザインがあり、そのためのプロセスが成り立っているんですね
デザインは常に利用者目線!
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